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身の回りに溢れる化学製品。
担当製品を日常生活で目にすることで
改めて感じる、仕事の重要性。

総合職
アクリル課 課長代行(取材当時)
張 因佳 | Inka chou

Q. 伊藤忠ケミカルフロンティアに入社した動機

日中国交正常化前の1972年、親会社である伊藤忠商事は、中国に最初に進出した日本企業でした。伊藤忠グループは、中国においても知名度が高く、様々な分野において圧倒的な存在感を放っています。私自身は文科系学部出身ということもあり、化学品についての知識が全くありませんでしたが、当社なら中国絡みの仕事をできるのではないかと考え志望しました。

Q. 仕事内容とミッション

現在所属しているアクリル課は、液体、粉体、ペスト状といった様々な形態の化学品を、メーカーから仕入れて、多くのユーザーに販売しています。これらの商品は自動車、電化製品、建築、繊維といった用途に使用されており、非常に裾野の広い商品です。
私のミッションは、日本からの輸出、日本への輸入、第三国間の貿易に際し、世界中の企業を相手にして価格や取引条件などの交渉を行い、契約に結びつけることです。

Q. 仕事の難しさ、やりがいと醍醐味

化学品を取り扱うに当たっては、化学品特有の多くの法規制を守りながらビジネスを展開する必要があります。入社したての頃は、こうした法規制を一つ一つ確認しながら業務を進めていたため、化学品商社の仕事はとても難しいなと感じていました。
今では日常生活において、私が担当している化学製品をあちこちで見られる事に対して感動することが多くなりました。それと同時に私が果たす役割の重要性というのもさらに強まっていると実感しています。

Q. 印象に残るエピソード

日系メーカーの間で、絶対販売出来ないと言われていた台湾の大手ユーザー向けに成約出来たことが一番印象に残っています。当時、業界に大きな衝撃を与えたこともあり、自慢のネタにもなっています。
もう一つは、長年のワークを経て、新疆ウィグル自治区向け、植林用保水剤ビジネスを初成約した際の事です。これまでの色んな苦労を思い出して、感動的な報告メールをメーカー担当者に送りました。あまりにも熱いメールなので、メーカーの担当者がそのメールを全社に転送されたらしいです。

Q. これから挑戦したいこと

商社は近年トレード以上に投資に重点を置いています。化学品専門商社である当社は当然化学品のトレードがメインですが、投資も徐々に増えて来ています。そのため、私も将来的には投資案件を担当してみたいと思っています。そのためにも投資に対する社内講習や通信教育なども勉強したいと考えています。

〜 1週間のスケジュール 〜

Monday
月曜日
船積みは週末に行う事もあり、週明けはそのチェックを行う事が多いです。他には一週間の予定をチームで確認しあったりします。
Tuesday
火曜日
午前・午後それぞれで国内メーカー数社を訪問し、レギュラービジネスのケア。
Wednesday
水曜日
中国出張1日目。午前の便で飛び立ち、午後にアポイント先を訪問。お客様とそのまま宴会に行くことも。
Thursday
木曜日
中国出張2日目。同じくアポイント先を訪問。
Friday
金曜日
中国より帰国後、出張報告書を作成したり旅費の精算を行ったりします。

学生の皆さんへメッセージ

いわゆる「就活」というのは一生に一回のことです。転職で当社に入社する社員もいますが、やはり一番最初に入社する会社をどこにするかというのは非常に重要だと思います。
仕事というのは大変と感じることも多いですが、やりたい仕事を大学生のうちに見つければ、それがライフワークにもつながってくると思います。そうした仕事、会社を見つけることが皆さんの今後の人生につながっていくのだと思います。それが当社であれば嬉しいです。就職活動頑張ってください。

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