食料、天然資源等の輸出大国として世界的な存在価値を示している中南米諸国。 その人口が持つポテンシャルと経済発展が
多くのビジネスチャンスを生んでいます。そんな中南米地域での当社のビジネスの一例をご紹介します。

農作物を害虫や病気から守り、効率的且つ安定的に育成させるために農薬は欠かせません。その梱包材として使用される水溶性フィルムのを輸出しています。農薬が直接身体に触れたり、巻き上がる粉塵を吸ってしまうことで、 農業従事者の健康被害が問題となっていましたが、水溶性フィルムで覆われた農薬は計量もいらず水に入れるだけなので、健康被害の低減、更に作業効率の向上が可能となります。

ブラジルは、今や世界5位の人口を誇り、資源の豊富さ、保有する国土の大きさから、 今後の可能性に世界が注目している国の一つです。また、世界4位の農産物生産額を誇る農業大国です。農薬用梱包材に使われている水溶性フィルムは、 その質の良さからブラジル市場の大部分を日本製品が占めるなど、高い評価を得ています。今後も人口増加によりブラジルの農業は年率30%で成長すると言われています。 その勢いに負けないように、さらに拡販するべく力を入れて取り組んでいます。