駐在レポート
沼田 寛
HIROSHI NUMATA
出身 理工学部 機械情報工学科/2018年入社
駐在地 米国:ミシガン州(Farmington Hills 市)
出向先 ITOCHU CHEMICALS America Inc. Functional Chemicals Section

現在の仕事内容とミッションを具体的に教えてください。

デトロイト店に実務研修生として働いております。デトロイト店という名称ですが、実際にはデトロイトから車で約30分のFarmington Hillsという町に立地しております。高くても4階建てほどの建物しかなく車が必須の自然があふれている地域です。周りは自動車関係の日系企業が多く集まっており、日本人が多い地域です。実務研修生として決算業務、受け渡し、営業、売掛資金回収、在庫管理などの業務をしています。

駐在地の特長(生活面やマーケットとして)や、
日本との違いに驚いたこと、エピソードなどを教えてください。

ミシガン州に来て最初に驚いたことはとにかく空が広いことです。前述の通り高い建物がないだけではなく、山もなくずっと平地が広がっております。
デトロイトには野球、アイスホッケー、バスケットボール、アメフトのチームがあり、観客が一致団結して応援しておりライブのような楽しさがあります。ミシガン大学の紺地に黄色のMのロゴのアイテムを着用している人々も非常に多いです。
仕事で一番驚いたことは常習的な入金遅延です。日本では考えられないですが、こちらでは日常茶飯事であり支払いの催促が日々の業務の一つです。なかなか連絡が取れず、たらい回しにされるなど外国ならではの苦労をします。

現在の経験を活かして、今後どのように成長していきたいですか。

異国の様々なバックグラウンドの人々と共に働くため、言葉や文化、性格の違いで誤解を招いたり、間違って捉えてしまうことが多々あります。また日本とのやり取りでも時差があるため無駄な時間を使わないようにしなくてはいけません。そのような環境の中で正確に伝えること、また不明な点をなくすまで突き詰めることの重要性を学びました。時には面倒なことや、良い意味に捉えてしまうことがありますが、共通の認識をもたせるため図にして示すこと、また日本側が相手でも疑いとことん突き詰めることを失敗を通して学びました。
一緒に働く職場の仲間や取引先との確実なコミュニケーションを大事にし、様々な人々と今後も仕事に取り組んでいこうと思います。

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